アラサー転職組の新米エンジニア日記

2017年に未経験からエンジニアになったアラサーです。

現場経験1 インフラエンジニアの簡単な作業手順を書いてみた (超初級編)

 勤務暦・実績がぜんぜん浅いので今のメインで行っている作業としてはちょっとした設定変更、confファイルを少しいじるのがメインだったりします。本番作業を想定して研修中の作業でも使うことを意識しているコマンド等はあるかと思うし、実際に本番を意識し、一手間加えているかと思いますが、いざ本番での作業となるとサーバーをいじる上で慣れて血肉にしといたほうがいいなというコマンドや作業があったのでそれを記録していこうと。呼吸をするように行う作業ばかりなので、本当に現場作業をしている人にとっては当たり前のことですが。。。
※現場によって当たり前に行われている作業は異なるかと思います。

「え?これやらないの?」と感じた現場作業がございましたらぜひとも教えていただければ幸いです。

 

☆0-1、手順書をテキストエディタにコピペしておく(下準備)
これは現場によって異なるのかなと感じましたが基本的に手順書ベースに作業を行うかと思うので自分で入力はあまりせず、手順書をコピペしていくのがベターかなと。
現場には手順書があると思うんですが、それを自分のテキストエディタにコピペしておいて今回入力する際に手順書とは異なる箇所(例えば、実際のファイル内の内容やバックアップファイル名)を修正して上から下までコピペでコマンドすることで一連の作業が完了するというテンプレートを事前に作成しておく。
これをすることによって、コマンドライン上で自分でタイピングすることによるタイプミスなどを減らすことができる。

 

☆0-2、作業ログをとる
現場ではteraterm使ってるんですが画面開いてメニューバーの【ファイル】⇒【ログ】で指定のディレクトリに自分の行ったログを記録することができます。
※手順0-1のテキストエディタで流れを作成できているのであれば、ログが長くなるのは無駄が多いことになる(ディレクトリの移動は置いといて)

 

☆1、バックアップを取る

ここから実際サーバーでの作業になるのですが、まあ、これは当たり前ですよね。
頭か末尾に日付を記載したバックアップファイル(例:httpd.conf_20180328)を作成する。
僕の現場では最新のバックアップファイルのみconfファイルと同じディレクトリにあり、作業が終わる都度前回の作業分のバックアップファイルは同ディレクトリ内にあるバックアップディレクトリにmvコマンドで移動するという流れですね。
※confファイルが入っているディレクトリをファイルのバックアップを取る前にディレクトリごとバックアップを取っておくとなおよし。

 

☆2、dateコマンドでconfファイル編集のエビデンスを残す

viコマンドを行う前後には必ずdateコマンドを打つ。これによりログに作業時間が残りますね。何時に編集して何時に編集が完了したという記録をとる癖をつけましょう。

 

☆3、ファイル編集においての注意点

ファイル編集時にはエディタのショートカットは覚えていたほうが本当によいです。
カーソルキーでかたかたやるのとは作業効率がぜんぜん違います。
覚えましょう、絶対にだ。

実際に編集する設定箇所には入力する設定内容の一行上にエビデンスを残す。
日付と名前がわかれば何でもいいと思う。
例)httpd.conf
編集前

DocumentRoot "/var/www/html"

---------------------------------------------------
編集後
# 2018/03/28 change by tanaka
DocumentRoot "/var/www/htdocs"

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上記のような感じで残すと何か設定のミスがおきたときに日にちで検索かけれたりするので。

 

4、ファイルの編集後はdiffコマンドで編集内容を確認する。
ここでバックアップファイルを使います。編集したファイルと照らし合わせて変化を確認する。
例)
diff httpd.conf httpd.conf_20180328
120,121c120
< # 2018/03/28 change by tanaka
< DocumentRoot "/var/www/html"
---
> DocumentRoot "/var/www/htdocs"

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こんなかんじですね。今回はドキュメントルートを変えただけですがこういった形で
編集内容の確認が取れます。


以上ですかね。
気をつけていきたい。

 

※何かほかにこれはしといたほうが良いって現場でのコマンドや作業があればぜひ教えていただきたいです!